ケツ学のすゝめ
私の行動理念は、PEOとBNSに基づいています
毎度お騒がせしておりやす。
もちスラでござぃます!
私は「ケツ学」という言葉を使っています。
もちろん、おケツの話でもあります。
でも、それだけではありません。
私にとってケツ学とは、知識を集めて満足する学問ではなく、自分で考え、試し、記録し、また試すこと。
そして、その学びを誰かへ渡し、次の挑戦につなげていく営みです。
ケツを据えて考え、ケツを上げて行動し、ケツを振って周りに広げる。
そんな実践の哲学を、
私はケツ学と呼んでいます。
私の行動理念は、このケツ学を支える2つの考え方に基づいています。
1つは、作業療法士として学んだPEOという考え方。
もう1つは、そのPEOを土台に、現場やAI、SNS、ライブ配信などの実践を通して、私自身が組み立てている仮説です。
私はこの仮説をBNSと呼んでいます。
まだ完成した理論ではありません。
現場で試し、記録し、修正しながら育てている途中の考え方です。
まずはPEOという考え方
PEOとは、
Person
人
Environment
環境
Occupation
行為・役割
この3つの重なりから、人の生活や行動を考えるモデルです。(100年くらい前からある理論)
たとえば、「運動しない人」がいたとします。
「本人のやる気がない」で終わらせることもできます。
でもPEOでは、そう考えません。
・その人には運動する能力があるかもしれない。
・ただ、一緒に運動する人がいないのかもしれない。
・時間がないのかもしれない。
・ジムまで遠いのかもしれない。
・家では運動するスペースがないのかもしれない。
環境が変われば、行動は変わるかもしれません。
逆に、環境が整っていても、本人が「自分には無理だ」と思っていれば動けません。
つまり、人だけを変えようとしても足りない。
環境だけを変えても足りない。
その人が、どんな行動をしたいのかまで含めて考える。
これがPEOです。
PEOは、リハビリだけの話ではない
この考え方は、リハビリだけの話ではありません。
ライブ配信でも、AIでも、SNSでも、情報販売でも、同じことが起きています。
たとえば、情報商材を販売したい人。
「もっとセールスを勉強しよう」
「もっとコピーライティングを学ぼう」
そう考える人は多いかもしれません。
でもPEOで見ると、別の問いが生まれます。
その人は誰なのか。
どんな環境で、その商品に出会うのか。
どんな行動の流れで購入するのか。
もしかすると問題は、商品の内容ではなく、
安心して相談できる場所がないことかもしれません。
あるいは、購入後に実践できる環境がないことかもしれません。
「売る」だけでは、人は動かない。
「買ったあとに、自分もできそうだ」と
思える環境まで含めて設計する必要がある。
PEOは、そんな視点を与えてくれます。
SNSで頑張る人にも、PEOは使える
たとえば、
SNSで毎日クリエイティブを頑張っている人。
伸びない理由を、
「デザインが悪い」
「アルゴリズムが悪い」
だけで考えてしまいがちです。
でもPEOで考えると、問いが変わります。
投稿を見る人は、どんな人なのか。
その人は、どんな環境でスマホを開いているのか。
朝の通勤中なのか。
仕事終わりで疲れているのか。
寝る前にぼんやり見ているのか。
その投稿を見たあと、どんな行動をしてほしいのか。
保存してほしいのか。
コメントしてほしいのか。
お店に来てほしいのか。
講座に申し込んでほしいのか。
そう考えると、クリエイティブだけを頑張ればいいわけではないことが見えてきます。
導線がないのかもしれない。
安心してコメントできる空気がないのかもしれない。
投稿を見る人の生活環境と、こちらが望む行動がズレているのかもしれない。
だから私は、SNSも「投稿の技術」だけではなく、人が行動しやすくなる環境設計として見ています。
ライブ配信で起きたこと
最近、ライブ配信でとても印象的なことがありました。
みーちゃんが、前から「LPを作ってみたいけど、難しそうでできない」と言っていました。
そこで私は、
「Geminiだったらすぐできるから、一旦わたしが言う通りにチャットして作ってみて」
と伝えました。
すると、本当にLPができました。
さらに、みーちゃんは「上司に見せたい」と言いました。
そこで私は、
「簡易的に見せるなら、GitHubに上げればすぐ送れるよ」
と伝えました。
そこから、リポジトリ作成からデプロイまで進みました。
私は代わりに作ったわけではありません。
ただ、手順を一緒に整理して、進める環境を作っただけです。
でも、みーちゃんは娘さんに、
「見て! お母さんホームページ作れたよ!」
と嬉しそうに自慢していました。
この瞬間、変わったのは技術だけではありません。
「私は難しいことができない人」から、
「私はホームページを作れた人」へ。
自分自身の物語が変わったのだと思います。
ここからBNSという仮説が見えてきた
PEOは、人の行動を「人」「環境」「行為」の重なりで見る考え方です。
ただ、実践を続けていると、それだけでは説明しきれないものも見えてきました。
人は、正しい情報を渡されただけでは動きません。
便利なツールを紹介されただけでも動きません。
そこには、もう少し手前の段階があります。
まず、安心できること。
次に、挑戦できる状態になること。
そして最後に、「私はできた」という物語が生まれること。
私はこの流れを、BNSという仮説で整理しています。
Body
身体・安心の土台
Nerve
神経・挑戦できる状態
Story
物語・自己認識の変化
この3つです。
B:Body
まずはBodyです。
身体と言っても、筋肉や姿勢だけの話ではありません。
「怖い」
「難しそう」
「失敗したくない」
「自分には無理」
そんな状態では、人は手が止まります。
いくら正しい情報を渡しても、身体がこわばっていると動けません。
だから最初に必要なのは、安心できる空気です。
ライブ配信で言えば、ただの攻略系の場ではなく、居酒屋のような空気。
コメント欄が流れている。
誰かが話し、誰かが拾い、また誰かが笑う。
話を聞いているようで、聞いていない。
でも、そこにいてもいい感じがある。
この安心の土台があるから、人は「ちょっとやってみようかな」と思えるのだと思います。
N:Nerve
次にNerveです。
安心できると、人の神経は少しずつ挑戦できる状態になります。
わからないから固まる。
失敗しそうだから避ける。
恥ずかしいから黙る。
そういう状態から、
「言われた通りに一回やってみよう」
「ここなら聞いても大丈夫そう」
「失敗しても笑って済みそう」
という状態に変わる。
今日のみーちゃんも、最初から自信満々だったわけではありません。
でも、Geminiに打ち込んでみる。
できたものを見る。
次にGitHubに上げてみる。
一つずつ進むことで、神経が「無理」から「いけるかも」に切り替わっていった。
ここがNerveです。
S:Story
最後にStoryです。
成果物ができることも大切です。
でも、それ以上に大きいのは、自分自身の物語が変わることです。
みーちゃんは、LPを作っただけではありません。
娘さんに、
「見て! お母さんホームページ作れたよ!」
と言えました。
これは、ただの報告ではありません。
「私は新しいことに挑戦できる人なんだ」
という物語が生まれた瞬間です。
人は、知識だけでは変わりません。
自分の物語が変わることで、次の行動に進みやすくなります。
だから私は、AIを教えたいだけではありません。
GitHubを教えたいだけでもありません。
人が「できた」と言える瞬間を増やしたい。
その瞬間が、次の学びへの道を開くからです。
ペインを回収する場所ではなく、行動が生まれる場所
最近、私はライブ配信について考えています。
殺伐とした攻略系の配信も大事です。
短時間で答えが得られる場所には価値があります。
でも、ただの居酒屋のような場所も、同じくらい大事だと感じました。
そこでは、みんなが真面目に話を聞いているようで、聞いていない。
でも、コメントは流れ続ける。
1人、また1人と常連が増えていく。
その中で、自然と困りごとが出てきます。
「LPを作ってみたいけど難しそう」
「AIを使ってみたいけど何からしたらいいかわからない」
「SNSを頑張っているけど、どう見せたらいいかわからない」
こういうペインは、アンケートだけでは拾えません。
安心できる場だから、ぽろっと出てくる。
そして、その場で試せる。
成功体験が生まれる。
それを見た誰かが、
「私もやってみたい」
と思う。
これは、単なる情報発信では起きにくい現象です。
一方的に発信しているだけでは、「あとでやってみよう」で終わってしまう。
でも場があると、その場で手が動く。
人の行動が変わる。
だから私は、ペインを回収する場所というより、行動が生まれる場所を作りたいのだと思います。
PEOとBNSを合わせて見る
PEOは、人が動く条件を見せてくれます。
人だけではなく、環境だけでもなく、行為だけでもなく、その重なりを見る。
BNSは、その重なりの中で、人の内側に何が起きているのかを見るための仮説です。
安心できるか。
挑戦できる状態になっているか。
「私はできる」という物語が生まれているか。
この2つを合わせると、私が大切にしていることが見えてきます。
私は、知識を教えたいだけではありません。
技術を見せたいだけでもありません。
人が安心して一歩踏み出せる環境を作りたい。
そして、その人が「できた」と笑える瞬間を増やしたい。
その積み重ねが、私にとっての行動理念です。
あなたの活動も、この2つで見直してみてください
もし今、
「自分の活動を一言で説明できない」
「いろいろやっているけど、軸が見えない」
「発信も商品もサービスも、何を大切にしているのかわからなくなってきた」
そう感じているなら、一度PEOという視点から整理してみるといいかもしれません。
あなたは、どんな人に向けているのか。
その人は、どんな環境にいるのか。
その人に、どんな行動が生まれてほしいのか。
そして、その人は安心できているのか。
挑戦できる状態になっているのか。
「自分にもできた」という物語を持てているのか。
この2つの視点で見直すと、驚くほど行動理念が言語化しやすくなります。
私もまだ探究の途中です。
だからこそ、これからも現場で試し、記録し、修正しながら、この仮説を育てていこうと思っています。
それもまた、私にとってのケツ学です。




ホームページ作るという経験をしてもらうか…
これは、AI使いたい人にとってめっちゃいい成功体験!
相手の背景を考えて、いろいろ試してみます🥰
すまん
長いな
すまん